マニアの心、母親知らず

引っ越し前のブログに
「私物を実家に置き去りにするかも」って書きました。

まさにその通りにしたんです。

そして、今日見たら、

ことごとく捨てられてました。

参った。

自分の母親が「捨てるのが好き」だとは知っていた。
でもまさか、人のものを無断で捨てはしないと信頼した俺が馬鹿だった。


一人暮らしを始めて間もない頃、実家から、ちょうど欲しかった品物（洗濯ネットなど）が沢山届いて、親の有り難みを噛み締めていた頃、その電話はかかってきた。

「Devilの部屋片付けたから。燃えるゴミが５袋も出たわ。あはははは(笑)」

絶句。

その電話で俺が抗議して以来、廃棄を凍結したらしいけど、さてどうなっているか、おそるおそる見てみた。
酷い有様。
袋や箱に入れてあったものが全部取り出され、いかにも捨てる前提だという感じで束ねられ、放置されていた。
もうね、分類しておいてあったものが全部ごっちゃになって、どこに何があるのか分からない。

特に、俺が最重要資料として保管しておいた、かつての学級通信や学年通信一式が、《きちんと箱詰めされていたにもかかわらず》消えてなくなっていたのには愕然とした。

母曰く、「ゴミは捨てた」
「ヨクワカラン物は捨てた」

よくわからんなら、とりあえず所有者の判断を待つのが筋でしょうに。
他人から見てゴミのようでも、本人には大事なものだってある。

さらに百歩譲って、《箱詰めされ、番号順に並んだプリント》がどうしてゴミに見える？
昨日届いた複合プリンタでスキャンしてデジタル化しようと思ってたのに。

そして、「京都」とかかれた段ボールが目に留まる。
修学旅行で集めた、関西の地図だったりパンフレットだったりお菓子の箱(!)だったりを入れてあったんだけど、中身は全部消えていた。

お菓子の箱は仕方がない。でも、あの中にあった［新撰組のハッピ］はどこへ行った！！
高かったのに。

ついでに、過去の旅行で集めたいろんな観光地のパンフとか、フェリーの乗船案内(すでに引退した船もある)も無いし、
高速でタダで配ってる「道央自動車道」「山陽自動車道」「九州自動車道」の地図数年分、サービスエリアの記念スタンプも捨てられたっぽい。
砂川、西紀、竜野西、吉備、宮島、佐波川、そして壇之浦、古賀、金立……
道路公団民営化でもう同じものは手に入らないのに、悲しすぎる。

一方、もう捨てようと思っていた［全統模試２年分］は完全に元の形で(箱に入ったまま)残っていた。
何考えてんだか。

他にも、北大の大学案内の、DVD「学びのフロンティア」の部分だけちぎれて消えてたりするし。
DVDは古紙回収に出せないからか。
あのDVDまだ見てなかったから見たかったのに、破って捨てるってどういう事だよまったく。

楡陵祭委員としては、「過去の北大祭の資料」が一部救出出来ただけでも御の字か。
でもだいぶ欠けてるんだよなぁ。